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Author Topic: BBQ(バーベキュー)  (Read 1773 times)
Kyoko
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BBQ(バーベキュー)
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夏のイギリスはそれはそれはいい所である。ヒートウエーブがやってきた時はそれこそ35度、時にはそれ以上に気温が上がるけれど、そうでない時のイギリスはせいぜい25度くらいが最高気温なので実に過ごしやすい。気温が30度を超える真夏日が何日も続く日本ではこのヒートウエーブが人々に及ぼす影響なんて想像つかないと思う。何といっても大多数のイギリス人はこれを心から待ち望んでいるのである。まさに熱望、暑い日が来ることをを熱く望むのである。まあ、こういうイギリス人には一度日本に来て日本の夏を体験してもらいたいものだ。はたしてどれくらいの割合の人が日本の夏はすばらしい、ずっとここで過ごしたいというであろうか。もちろん我が家と同じでエアコンは無しでね!
私なんて18年も過ごしたイギリスの夏に帰りたくてしょうがないというのに。あれはよかったなあ。
何といっても一日が長い。夏至( Longest day)の6月21日頃には夜はたった7時間しかなく、それも高緯度地方なので朝は早い時間からなんとなく明るく、夜はいつまでたってもぐずぐずと空に明るさが残り、得をした気分になる。まあ、その分冬は損した気分になるんですが。 Tongue

さて、夏に郊外の住宅街をそぞろ歩くと、煙と共にどこからともなくいい匂いが漂ってくるのに遭遇するであろう。週末ならお昼頃から、平日なら6時頃くらいからかな。それは何の匂いかというと、庭でしているバーベキュー(Bar-be-cue, Bar-be-que, B-B-Q etc)の匂いなのである。
芝生の庭でバーベキュー!
うーん、たまりません。これに冷えたビールがあればもう最高、生きててよかったあ、と実感すること請け合いである。

そもそもバーベキューとはなんぞや。
日本人にとってこの言葉は屋外でする焼き肉を意味するが、それはイギリスでも同じである。しかし、本来なら炭、もしくはガスの炎の上に網を置き、スライスされた肉、野菜、時には魚を強火で焼く調理法はグリル( grill, grilling)というのである。
それでは本当のバーベキューとはどういうものかというと、木、もしくは炭の煙で塊の肉をじっくりと長時間、弱火で調理することをいうのだそうだ。どちらかといえば薫製に近い調理法である。アメリカ南部ではこういう本来のバーベキューがまだ行われていて、本当の意味でのバーベキューパーティが存在するそうだ。なるほど。
でもそれはアメリカのことであって、イギリスでは屋外で肉やソーセージを焼く事をバーベキューと呼んでいるので、ここはそのままバーベキューで行くことにする。

イギリスでするバーベキューは日本と比べていくつかの利点がある。
まず第一に気温が日本ほど高くならないので日射病、熱射病の心配をしなくてもいいということ。まあ、さすがに40度近い気温の中、炎天下でバーベキューをすればそういう事も心配しなければならなくなるだろうけど、幸か不幸かそんな日はまれである。
おまけに夕方には気温も下がりだし、9時頃ともなると肌寒くなってくるから、Tシャツ1枚というわけにもいかなくなる。日本しか知らない人には信じられないかもしれないなあ。でも、イギリスでは真夏でも夜はジャケットがいるのである。(イギリス人の中にはこんなときでもTシャツ1枚に短パンで過ごせるほど寒さに強い人がいるんですが)
第二に、蚊が少ないということ。なんといってもこれが重要。
誰だって蚊に刺されたくはない。まあ、刺されても痒くならなかったり、跡が残らないのなら少しくらい血を吸われたっていいんだけど、いつまでもぐずぐずと痒いのがたまらなく嫌だ。虫除けスプレーや洋服などで体を覆う事も出来るだろうけど、蚊がいないにこしたことはない。ほんと、ラクです。 Cool
第三にバーベキューの道具が簡単に手に入るということ。
グリルにしたっていろいろなサイズ、熱源、デザインのものが選べるし、炭や串、トングなどの小物も近所のスーパーで売られているのでわざわざDIYショップに出かけていかなくてもいい。後片付けが面倒だから、という人には使いきりのバーベキューグリルも売られていて、なぜか shichirin(七輪)という名前で呼ばれている。こんなところにも日本語が使われているなんて不思議だなあ。
第四に庭があって芝生があるということ。
日本では庭がないか、あっても狭すぎてバーベキューなんて出来ない庭もたくさんある。まあ、やろうとおもえば畳半畳くらいでできるんだろうけど、あまり隣家と密接しているところでは煙害も気がかりだし。その点イギリスの郊外の家ではそこそこのサイズの庭が付いているのでそんな事は気にしなくてもいい。
それにどこの家庭でも年に何回かはバーベキューをするので煙に関してはお互い様、ということができる。

さて、バーベキューをするのは週末が多い。当たり前といえば当たり前だけどね。ところが、ここが問題で、なぜか週末には天気の悪い日が多いのである。それに屋外で直火で肉を焼くとなると天気より問題になるのが風である。イギリスでは風のない日というのは天気のいい日より少ない。まあ、少しくらいの風はあっても構わないんだけど、あまり強いと肉が焼きにくくなくなってしまう。だからバーベキューをするときは天気そのものよりも風の穏やかな日を選んでするんだけど、これがなかなかうまくいかないんだなあ。なんたって変わり易いので有名な海洋性気候のイギリスなのだから、あっというまに風が出てきたりするのである。それが雨だったらよけいひどいわけで、最悪の場合は中止せざるをえないときもある。

私の妹が子ども二人を連れて我が家に2ヶ月滞在したとき、私たちは何度かバーベキューをしたのだけれど、明日は日本に発つという日の前日も、お別れバーベキューパーティということで準備を進めていたのであった。
肉、魚、野菜などなど、全ての下準備を終え、火をおこし、さあ焼くぞ、という段になって突然雨が降ってきた。それもパラパラではなくスコールのようにざああーーっつと。ええーーっ、どうしよう、せっかく準備したのにいーー!今さら変更できないよー!
そこでしかたなくバーベキューグリルの上20cmくらいに板を乗せて屋根を作り、なるべく雨の当たらないように軒下に寄せ、焼き続けた。時々ひっくり返すときだけドアを開けて対処したほかは家の中で合計6人、じっと焼けるのを待ったのだった。

どういう訳かイギリスでは夏は朝のうち風のないことが多い。今日は絶好のバーベキュー日和だね! なーんて言って準備を進めていたのに、夕方になって段々と風が強くなるということが何度もあった。それがあまりに強ければ予定を変更しなければならないし、強行するか変更するかをきめるのに親子で協議したことも何度かあった。
なんたって風が強いとうまく焼けないだけでなく、煙があちこちに回るので自分が薫製になったような気分になるからである。我が家では主に私が焼き係だったので、私は慎重派であった。風の強い日のバーベキューは嫌だ!
ところがなぜか息子はバーベキューが好きであり、強硬派であった。なぜ息子がバーベキュー好きかというと、おそらくは食べる野菜の量が少なくてすむからではないかと思う。普段のディナーと違ってサラダなどは各自で取り分けるように大きめのボウルに入れてあり、必要最低限しか取らなくてもあまり文句はいわれないし、好きなソーセージがそれこそ好きなだけ食べられるのである。まさに天国であろう。バカタレ、もっと野菜を食べるべし!

ところでイギリスのバーベキューといえば、以前はソーセージとバーガー(イギリスでは丸いパン、バンに入っていようがいまいが、挽き肉に調味料を入れ円盤状にされたものはバーガーと呼ばれている)を焼くだけという家庭が多かったものだ。しかもソーセージはともかくとして、バーガーは冷凍のものを使うことがほとんどであった。なぜかというと、自家製や生のものは網にくっつきやすく、形が崩れやすいからである。これが冷凍ものなら形もきれいにととのえられているし、薄いので冷凍からでも火が通りやすく、表面がすぐ固まるので型崩れもおこさず、しかも安いからである。
こうやって焼かれたソーセージやバーガーをバンに挟み、サラダとケチャップなどの調味料を入れ食するのである。これぞイギリス式バーベキュー!
それ以外のものを焼くという習慣はなかったのだ。
ところが!
最近は違う。何年か前からバーベキューのシーズンが近づくと、スーパーにはいろいろなバーベキュー用食品が所狭しとならべられるようになった。
チキン、ポーク、ビーフにラム。チキンにしたって胸肉、足、手羽などが選べるし、ポークだってロースやリブがある。
中華風(若干甘目の味付けで赤い色素入り)、インド風、スモーク風味(これをバーベキュー味と呼ぶことが多い)、さらには照り焼き味というものまで出回るようになった。しかもただ単に肉をマリネしたものだけでなく、野菜と交互に串に刺したケバブとか、ベーコンチョップ(厚めに切られた塩分の薄いロースの部分のベーコンで、メープルシロップ味、バーベーキュー味などがある)、シーフードケバブ(タイ風味、レモンとバジル風味など)、かつてのイギリスのバーベキューには絶対出たことがないであろうという食材まで出るようになったのである。
これらイギリスのバーベキュー用肉、魚の共通点はすべてのものが事前にマリネ、もしくは味付けされているということである。
それに魚はブレインフード( brain food)、日本人が長生きで頭がいいのは魚をたくさん食べるからなので、なるべく見習わなくっちゃあ、だけど骨の多い小魚は嫌だから、ということでマグロやかじきなどの大型魚の切り身もバーベキューに最適!、健康に良い、と表示がなされ、売られるようになったのである。(ケイジャンスパイスという南部アメリカのスパイスをまぶすことが多い)
いやー、すごい。種類だけでいうなら日本のものよりはるかに多いであろう。

だからといって日本式の薄切りにされた焼き肉用切り身というのは日本食料品店にでも行かない限り手に入らない。焼き肉のたれにしたって同じである。この辺は文化の違いなんだろうなあ。
日本式だとけっこうまめに肉をひっくり返さなければならないので、手が一つでは足りなくなる。そんな時みんなが箸を持ち、みんなでひっくり返す日本式焼き肉は和気あいあい、親しさのバロメーターであり、会話も弾むけど、西洋では箸などもちろんなく、みんなに行き渡るほどの数のトングもなく、そんな事は出来ない。
それだけではない。最悪の場合、争いが起こる可能性がある。
この肉は自分のもの、と決めて自分好みの焼き具合になるように目をかけ、ひっくり返していたのに、横から誰かがスッと取って取っていったら誰だっていい気はしないよなあ。まあ、それが親しい人だったら、あーーっ、俺の肉を取ったあ! じゃあ、今度のコレは絶対俺のね、つばつけとこ、ですむかしれない。
でもそれがイギリスだったらどうなるかというと、ちょっと考えるのが恐い。なぜなら自分のものは自分のもの、他人とシェアしたくないという人が多いからだ。セコイといえばそうなんだけど、日本人のように、なべ物や大皿料理など、一つの料理をみんなで分け合うという習慣は存在せず、目の前にあるものは自分のもの、という考えなので、自分のものと決めていた肉が誰かに取られるというのは大事件なのである。弱肉強食は自然界の掟であり、焼肉定食は日本のメニュー、しかしイギリスでは焼肉強食、強い者が肉を得るわけで、これを称して焼肉バイキングと言う。えっ、言わない? 、、、、、失礼しました。
何はともあれ、誰か1人が責任を持って焼いてくれた方が間違いが起こらなくていい。なんせ金串やらフォークやら、凶器になるものが回りにたくさんあるからね。 Lips Sealed

イギリスではバーベキューの焼き係は男が多い。屋外で豪快に焼かれるのでどうしても男の料理というイメージがあるからなんだと思う。
真っ赤に焼けた炭火に勇敢に立ち向かう男、熱さをものともせず、襲い来る煙にもひるまず、次々と肉をひっくり返す男、うーん、たくましい男の中の男というイメージが頭にうかんでくる。しかし、、、、私にはある夏の日の光景が今でも目に焼き付いているのである。それは、、、

私たちが夫の実家を訪れるのは年に数回しかなかったから、そういう時はいつも夫の弟も家族を連れて実家に来たものだった。当時はおばあちゃんもまだ生きていたので4世代、総勢10人が集まってのガーデンバーベキューパーティがある日催された。
きちんと手入れされたその庭は半分がパティオで半分が芝生であり、芝生の真ん中には直径2メートルくらいのビニールプールがおかれ、水を暖めるため朝のうちから水が張られていた。パティオにはいくつかのベンチが常におかれていたけど、その他にデッキチェアーも引っ張り出され、大人はそこでビールなどを飲み、スナックをつまみつつ、会話に興じた。3人の子供たちは水着になり、きょう声を揚げて水と戯れた。
こういう場所に煙は邪魔以外の何物でもない。おりしもその日はイギリス特有の変わり易い風向きの日で、しょっちゅうあちこちに煙が向かっていた。だから焼き係のお父さんはみんなに迷惑がかからないように庭の一番端っこに追いやられ、だれとも会話するでなく、煙にまみれながら一人ぼっちでしょぼしょぼと肉を焼かなくてはならなかったのである。
みんなの分を一度に焼くのは無理なので、焼けた分から最初は子供たち、次に女性(レディファーストなんです)、それから男性と配っていった。もちろんその間、お父さんには何もナシである。まあ、ビールをちびちびすする程度でしょうか。
しかし、お父さんは焼くのがうまいとは言えなかった。その日は珍しくチキンドラムスティックもメニューにあったけど、火が強すぎて表面が真っ黒に焦げてしまっても中は生焼けだったのである。
‘ ちょっとお、これ焼けてないわよお!’ 弟の嫁さんは体もでかいが態度と声もでかい。自分はデッキチェアに座ってビールを飲む以外は何もしていないのに、ブイブイ文句を言った。それを聞いたお父さんは怒るでなし、おおそうか、すまんすまん、といってまた1人でシコシコと焼きはじめたのである。優しいお父さんだよなあ。
しかし、あまりお父さんばかりに任せておいたらチキンがみんなコゲコゲになってしまうので、私が代って焼く事になった。だいたいチキンのドラムスティックなどは火が通りにくいので、あらかじめオーブンなどで火を通しておくか、ある程度切り開いて火が通りやすくして置く方が食中毒の間違いがなくていい。でなければ弱火でじっくり焼くか。お父さんは普段料理をしないので加減がわからなかったのかもしれないなあ。こういうのを男の料理と言うのであろうか。 Sad

日本では肉も魚も食べないという人は珍しい。しかし、イギリスの人口の10ー15%くらいがこういう人であり、そんな人のことをイギリスではベジタリアンと呼んでいるが、彼らは精進料理のように全ての動物性食品を食さないというわけではない。乳製品、卵などは摂取OKなのである。じゃあ、なぜそういう人がベジタリアンというまぎらわしい名前で呼ばれているのか、となると私にはよくわからない。まあ、この言葉と定義を決めたのはベジタリアン協会( Vegetarian society)なので、理由を知りたい人はそっちに問い合わせてもらうとして、とにかくイギリスでは日本より多くの人が肉、魚抜きの生活を送っているのである。
そういう食生活を送ることに関しては本人の自由なのでどうでもいいんだけど、困るのがバーベキューパーティの時なのである。いったい何を焼けばいいのか。 Huh
もちろん野菜を焼くに決まっているでしょ! というなかれ。事はそう簡単ではないのである。
こういうベジタリアンの普段の食生活はチーズ、卵を用いた料理が主食になっている。もちろん野菜、穀物だけでも料理は出来るけれど、蛋白質を加えることによって味に深みとコクが出、しかも蛋白質は熱を加えることによって凝固し、料理がまとまりやすくなるのである。しかし、チーズ、卵はそれだけではバーベキューには出来ないから、何らかの形で加工しなければならない。

それに乳製品、卵すら取らないヴィーガン(Vegan)の人にとってはこの凝固作用を持つものが小麦、大豆、海藻などに限られてくるのでよけい事が難しくなってくる。日本のように長い年月に渡って精進料理を作り、食べてきた歴史があればともかく、ヴィーガン料理は西洋においては新しい文化なので、成熟しているとはいい難く、まだまだ一般の人にはつまらない、味気ない料理という認識しかないのである。
それでもあえてヴィーガンになる事を選んだ人たちは、それなりに日々、よりよい食生活を目指して努力しているけれど、こういう人はまだ少数派である。
しかし、現在のイギリスでは1割強の人がベジタリアンなので、当然彼らの食生活に対するマーケットというのは無視できないどころか大きな魅力である。つまり肉、魚抜きで、美味しくてかつ安心して食べることが出来る加工食品の需要は年々増しており、イギリスでは一大産業になっているのである。

それではバーベキューパーティにおけるもっとも人気のあるベジタリアンメニューはなにかというと、それはベジバーガーとベジソーセージである! Shocked
こういう肉を連想させるものがベジタリアン食品として好まれているというのはいったい何故であろうか。もちろん、バーガーやソーセージと言えばだれにもその形状などは想像がつくからいちいち説明しなくてもいいので楽、というのはわかるんだけど、なぜ色まで本家に似せて作ってあるのがわからない。これらベジタリアン食品には色素が加えられ、いかにも肉で出来たものっぽく作られていて、そっちの方が色素ナシのものより人気があるというのは全く不思議である。
日本の精進料理というのは、肉、魚は食べたいけれど食べてはいけないので、それを野菜のみを使い、なるべく本家に似せて作り、肉、魚抜きの寂しさをまぎらわせるという発想が根底にあるから、こんにゃくの刺し身だの、がんもどきなどの肉魚模造食品があるというのはわかるのである。しかし、肉は食べたくない、というベジタリアンなのに、わざわざ肉に似せた食品を作ってそれを食するという発想がわからない。こんなことを思うのは私だけではない。多くのノンベジタリアンがおなじことを思っているのである。

ベジタリアンの人とバーベキューパーティをするときにはベジバーガー、ベジソーセージ、ベジケバブなどのほか、あらかじめ火を通してあるじゃがいも(皮付きのジャケットポテト、アルミにくるんで焼く)、何種類かのサラダなどを準備するのが普通なのだけど、それだけでいいかというと事はそんなに簡単ではない。
なぜなら、肉や魚を徹底的に排除する人は一度それらが焼かれた場所、網で焼かれたものは肉汁や脂が移ってしまっているから、安全とはいえず、食べないからだ。だからベジタリアンがたくさんいるパーティではベジタリアン用の焼き場所を確保しておくか、最初にベジタリアン用のものを全部焼いてしまってから肉を焼く、というふうにしなければならないのである。
面倒くさー  Sad
これが家族だけのパーティならあまり問題もおこらないのだけど、職場のパーティとかになるとそうはいかない。
私たちケータリング側は1人いくら、と代金をもらうので、全ての人を満足させるためにそれなりに気を使わなくてはならない。肉はだめだけど魚はOKとか、ビーフはだめ、ポークはだめ、チーズはだめ、卵はだめ、アレもだめ、コレもだめ、などなど、聞いていたらきりがない。
そこで何種類かのアイテムを用意し、1人何点、と制限をもうけるわけだ。それでも足りなくてもっと食べたいという人は、全ての人に料理が行き渡ったあとでまた来てもらう、ということになる。でも、食の制限の多い人ほど選ぶ余地が少なく、なんでも食べられる人ほど得をする、というのは仕方ないよなあと思う。

そもそも、本家バーベキューは硬い塊肉をいかに柔らかく、美味しく食べるかを追求する、ということから始まっているのである。野菜をこの方法で調理しようなどとは考えなかったし、その必要もなかった。
ところが現代では食も多様化し、人々の好み、食の主義も変わってきている。肉を食べないやつはバーベキューパーティに来るな! ともいえず、何らかの形で全ての人が参加でき、満足できるようにしなければならないのである。条件が難しいほどシェフの腕の見せ所、といえばそうかもしれない。でもベジバーガーやベジソーセージを手作りするシェフなんて会ったことないぞ! みんな出来合いのものを仕入れるだけなんだから!

バーベキューをするのは夏がほとんどなんだけど、天気が良くて暖かければそれはいつだってOKなわけで、我が家では2月の終わりにバーベキューをしたことがある。
あの日は信じられないくらい暖かく、風もない、絶好のバーベキュー日和だった。空はどこまでも青く透き通り、さんさんと降り注ぐ日光の下でのバーベキューは最高だった。まさに That's life!  あれは良かったあー。 Cheesy

今住んでいる家にはかなりの広さの庭があるのでバーベキューをしようと思えば友達を何人も呼んですることが可能である。しかし、問題は蚊である。
少しでも肌を露出し、庭に出るとたちまち蚊が襲ってくるのである。それは昼であれ夜であれ関係ない。洗濯物を干すときでさえ気をつけないと刺されてしまうから、全てを迅速に行なうことが肝要である。
我が家ではこれをB-B-Q と呼んでいる。Bar-Be-Cue ではない。 Better-Be-Quick、つまり速く物事を行なえ、ということである。
なんかなあ、こんなBBQならなくてもいいってーの! Angry
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